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スイフトウォーターレスキュー講習を受けてきたよ(アムスハウス 平井琢さん)
カヤックを始めて半年。
早く上手くなりたくてほぼ毎週漕いでます! ![]() でも「あれ?」と思うことが。 「急流での危険やレスキューについて正しく学んでない!」 命がけスポーツでこれはやばいぞって思ったんだけど... 「そもそも急流救助訓練ってあるの?」 「それって消防とかそーゆー人のレスキュー訓練とかだけじゃねぇの?」 「素人はどうすれば?」 「しかも俺泳げない(大問題)」 googleに聞いてみた。 そしたらRescue3ジャパンってのがあるらしい。 「RESCUE3とは?」より引用 RESCUE3の「3」の意味は、設立当初(1979年)、スイフトウォーターレスキュー(急流救助)、テクニカルロープレスキュー、アクアティックヘリコプターレスキューの3つ(水・陸・空)の講習プログラムを専門的に行っていたことから名付けられました。 なるほど、これか。 むーん。異常にハードルが高そうだ。 で、インストラクターを見てみたら「あらまカヌヴィレのタクさんじゃんか」ってことで早速相談。 ![]() ※毎年のラフティングもココだし、長瀞でカヤックをする時のベースもココなのでとにかく沢山顔を合わせます&友達の旦那さんでもあります。 リクエストとしては ・急流での危険と救助について正しい知識が欲しい ・リスクマネジメントについて学びたい ・出来れば「危険」といわれる箇所を体感したい ・セルフレスキュー(自分の身を自分で守りたい) ・素人の出来る救助の範囲を知りたい ・資格が欲しいワケじゃない ・カナヅチです こんな感じです。 具体的なメニューはタクさんにお任せ。 これで相談して快諾してもらい9時から17時までみっちり。 午前は座学、午後は川で実地訓練をしましょうと。 おおおおお、地獄特訓の空気(笑) で、当日。 (このBlogを読んで少しレスキューを分かったような気になってしまうと困るので細かい内容は書きません) まずは座学。 ![]() ![]() ・川とはなにか ・事故とはなにか ・原因はなにか ・対策はなにか シンプルで笑いもあり、説明の構造がとてもロジカルで分かりやすい。 「なるほどなーーーーーーーーーーーー」 です。ほんと。 昼食後、全員川に入る装備をつけて車で移動。 川につきましたー。 いつもの川なのに「救助訓練」ってなるとこえぇ(笑) ![]() まずは安全かつ冷静に流されてエディに入る練習。 うむ。なんとかなる。 ![]() 次は泳いで対岸の目標地点に入る練習。 思ったよりはなんとかなる(けどだいぶ流されちゃうよ、カナヅチだもん) ![]() ロープを使ったレスキュー 代わる代わる要救になり流され助けられの繰り返し。 おおおお〜〜〜、思った場所にロープを投げるのは意外に難しい。 ![]() ![]() 安全に川に落ちる練習とか タクさんいちいち派手である(笑) ※沈み込まないようにきちんと柔道の受け身っぽく落ちてます。 ![]() そしてメインディッシュのストレーナー疑似体験(メインなのか?w) 流れの中に足場パイプを設置。 ![]() ここに流されて行きまんまとハマってみるって具合です。 ![]() ![]() ![]() 水圧すごい。 この日は13トンくらいで水は少なめだったんだけど、まったく身動きとれません。 みんなで上に抜けようともがいてみたけど全員撃沈。 こんなにゆったりした流れに見えるのにね。 流水で倒木や岩に張り付けられたらよほどの事がないと死。。。 コツは「最後まで諦めないこと」だそうで「黙って死ぬより冷静に全力であがいてみろ」ってことですね。 ↑これ、専門家のいない所で試さないでね、マジで死ぬよ! レスキューロックで記念撮影! ※このあともまた泳いで岸に行かなきゃです(汗) ![]() お世話になったアムスハウスのみんな。 ![]() 最初から最後まで真剣に、かつずっと笑いながら楽しく急流レスキューを学べました。 これは本当にオススメ。 僕らみたいにカヤックをする人間だけでなく、子供と川遊びをする親にも一度だけでいいのでぜひ受けてもらいたい講習だな〜〜と思います。 ちなみにレスキューの方法を正しく学んだ上で僕の出来る事としてのまとめは 「要救が発生した場合は119番通報・声掛け・棒などを差し出す・ロープを投げる」 ココまでです。 泳いで助けに行くとかは無理。要救が増えるだけです。 川は楽しくて気持ちいいけど、ほんと思わぬところに大きな危険が潜んでます。 川で遊び始めてまだ半年の僕でも死亡事故現場に居合わせたことがあるんですよマジで。 何にも考えないのはマジでだめ。でも怖いからって川そのものを避ける必要もないです。 ただちょっとした知識と経験があれば守れる命はたくさんあるだろうと思うワケで。 講習のご相談はアムスハウスに聞いてみて下さいな。 僕の知り合いの方はいちど僕に連絡してくれてもOKです。ご紹介します。
【posted by 角掛 健志】
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